2009年10月11日日曜日

タダコピの第2世代モデルが凄いことになりそう

友人がやっている、オーシャナイズという会社があります。
タダコピの会社、といえば分かる方も多いのではないでしょうか。
そのオーシャナイズが、最近面白いリリースを出しました。

無料コピーサービス「タダコピ」に新システム--属性情報から最適な広告を配信
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20401192,00.htm

この記事のポイントは、もちろんここ。
今回導入する新システムは、複合機に専用のアプリケーションを利用するためのタッチパネル端末とFeliCaリーダーを組み合わせたもの。初回利用時には、携帯電話をリーダーにかざし、タッチパネル端末で性別や学年、文系か理系かといった属性情報を登録する必要がある。
インターネット広告が発展し、人に合わせた細かいターゲティングと効果測定が当たり前のものになって久しい。
これをリアル(オフライン)の広告にも持ち込もうという動きは以前からあって、その多くは携帯電話のFelicaを使ってタッチさせて云々、と考えてきました。
だけどアクションのポイント設定が難しくて、これこれこれもあまりうまくいかず、誰もまだ出来てなかったところなんですよね。
今回のタダコピの場合、コピー機という接点・立ち止まらせる場所が元々ある上に、「無料」というモチベーションもあるのでタッチはさせやすいでしょう。
無料のコピーで惹きつけて属性情報管理までやっちゃうのは本当に凄いと思います。えげつないなあ。

あとはこの情報をプラットフォームにして別の広告会社と提携/提供することも出来るし、今までオーシャナイズは大学内に居る学生のみしかターゲットに出来なかったのが、学生が社会人になってからも情報を引き継げる。
端末情報を用いるとのことでユーザーが機種変するタイミングがネックなので、web上でユーザーに便利なサービスを提供するとかしてユーザーを逃さないようにしたいところです。
コピーしたものを同時にスキャンしてweb上で見れるサービスとか出してくれないかなあ・・w

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