2009年10月20日火曜日

相手の立場に立って話せる人かどうかを一瞬で見分ける方法

自分の言うことを相手に分かってもらうために、
相手の立場に立って話すことって重要ですよね。
特にプレゼンテーションなどでは、理解の度合いが違う大勢の人を相手に、
分かりやすく話さなくてはなりません。
正直、僕はまだ全然そんな事が出来る人ではないのですが、
人と面と向かって話す時に、一つだけ気を付けていることがあります。

それは、左右を逆に示すこと。
察しの良い方はもうお気付きかと思いますが、
面と向かって話す場合って、自分と相手で左右が逆なんですよね。

例えば何かのイメージを説明するときに、
「これが右側にあって・・」と言いながら自分で右側を示すと
相手にとっては左側を示されているわけです。
要はバスガイドさんが「右手をご覧ください」って言いながら
自分では左手を掲げているのと全く同じです。

僕なんかはリスティング広告を扱うので、
例えば初めて会った人に自分の仕事を説明するときは
「検索すると上とか右とかに文字の広告が出るんですよ」と言いながら
自分から見て上と左をジェスチャーで示すようにしてたりします。
あとは時間軸とか文字とかは左から右に流れるのが普通なので、
ジェスチャーで表す際には右から左に流すように示します。
時間軸であれば自分から見て右が過去、真ん中が現在、左が未来ですね。
文字であれば右が1文字目、真ん中が2文字目、左が3文字目と。

これは意識している人はもう当たり前のようにやっているんですが、
一度意識しない限りは絶対出来ないので、
自分以外でやっている人を見るとちょっと嬉しくなります。
この間、某大手広告代理店の方が意識していらして、オオッと思いました。
というわけで、今まで意識していなかった方は是非お試しくださいませ。

ちなみにタイトルは半分釣り。
別にこれをやってるから必ずしも相手の立場に立って話せるわけではないし、話のうまい人がみんなこれをやってるわけでもないです。
すみませんでしたw

2 件のコメント:

  1. 確かにこういった気遣いができる人は少ないですよね。

    某大学の心理学の教授が言ってました。
    「コミュニケーションは自分を知ること」だと。
    本質的な話なのですが、例えて言うと、自分の形状が金平糖のような形状であったとすると、相手に触れてはじめて、その感触から自分の形状が金平糖のようなゴツゴツした形状だと知る。といった具合です。

    相手に“発信”をしながら“受信”をすることって大切ですよね。
    自分の“発信”を相手の態度や言葉を“受信”するということを通して、自分の“発信”の質を知る。
    まさに自分を知るということです。

    プレゼンで、ただスライドを説明している一方通行な人を見てよくそう感じます。

    相手の立場(方向)を考え、左右の方向一つから気をつけて“発信”しなければ、本当に一方通行に終わりますよね。
    最近そういう営業の方が多いのでつい長くコメントしてしまいました。

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  2. > stay-hungry.stay-foolishさん
    コメント有難うございます。
    亀レスとなってしまい申し訳ありません。

    記事中にも少し書いたように、僕も正直大した人間じゃないのであまり色々言えないんですが(自分の本性を知っている知人に見られると恥ずかしいですし)
    ただ、やっぱり相手に対して配慮の出来る人になりたいなあという気持ちはあります。
    発信しながら受信すること、僕も心がけていきたいと思います。

    それと、Steve Jobsの「stay-hungry.stay-foolish」は僕も大好きです。
    良かったらまた遊びに来て下さいませ。

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